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★一級建築士事務所久坂美津子設計室は女性建築家・店舗デザイナーが住宅・店舗の新築・リフォームの設計監理をする設計室です。

TEL.

化学物質アレルギー ALLERGY

化学物質アレルギー 武蔵境「プレイス

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楽しみに待っていた施設プレイスは武蔵境駅南口に昨年7月オープンした。
うれしくてオープンした月には、早速出かけて全館見て回った。

ちょうどアーチスト浅井祐介さんが壁に製作中だった。
どこも真っ白で不安感のある空間にほっと安らぐすばらしいアートだ。
そして方向音痴にならずにすむ。
製作中の浅井さんと話すとオープンのイベントで短期的なアートだという。
素敵なので残して欲しいと思うとお話したら彼もそのほうがうれしいというので、その旨を書いて投書したが取り外されてしまった。
残念だった。

http://www.arataniurano.com/artists/asai_yusuke/


1階は、こんなにたくさんあるんもんなのだと驚いたほどの充実した雑誌、新聞などをその場で見ることが出来るブース。予約した本のブース。中央には検索機、貸し出し機、カフェがある。貸出機を見はるように壁ぎわにメインの受付カウンターがあり、その隣が返却口だ。中央にあるカフェでは美味しい紅茶を飲んでいても前を人が行き来していて落ち着かない。4階はパソコンを持ち込め書斎として利用できるという。3階にも机があり自習室のようだ。地下2階から2階までが図書館で、メインの図書館は地下1階だ。地下が苦手の私は、「どうして地下なの」とがっかりした。地下1階から地下2階へ降りるに化学物質の匂いがつよくなり目が痛くて開けていられなくなった。すぐにもここを出ないといけないとエレベーターを待ったが来ないので階段を上がろうと思ったが近くにはない。階段はどこなのか見えない。方向音痴の私にはどちらを向いても真っ白で同じデザインで方向感覚を失ってしまうプランだ。

地下2階に青少年の集うスペースがある。空掘りしたドライエリアがあれば、窓を開ければドライエリアにでて外気を浴び、太陽を浴び、星を見ることが出来るが、ドライエリアは無い。窓を前開して33晩、暖房をかけたら少しはこの充満している化学物質のガスも出て行くのだろうに。本当にひどい。こんなにひどいのは久々で。残念だ。

 

もう9ヶ月が過ぎた。昨日地下1階へ本を探しに行った。5分ほどだったと思うがやはり咳き込んでしまった。投書も2度したが窓はFIX窓なので改善は難しいのだろう。

館では改善されたといっているが、まだ地下2階に下りていく勇気は無い。

地下2階を利用する若者は30分おきくらいに1階まで上がり館を出て外気を吸って!
自分では感じなくても体はダメージを受けていると思うので気をつけて欲しい。

 

1階は南と北に対面して自動ドアがある。人の行き来でドアが開き空気が多少入れ替わるので少しは良い。でも自動ドアで館に入った瞬間に感じるのは私の苦手な閉塞された空気のにおいだ。1階でちょっと雑誌を読んでいたら咳き込んでしまった。やはり長居はしないことだ。我慢して長居をするば2日も頭痛に悩まされるのだ。

 

私は、今はネットで予約し、予約確保のメールがきたら1階の予約のブースへ取りに行き借りてくる。書庫の本棚を見ながら本にめぐり合うのは楽しみだ。でも地下1階にゆっくりいられないのでここでは無理だ。救いは、1階の貸出機の前の本棚に返却された本が一時だけ置いてある。そこをさっと見て歩き、意外な本とのめぐり合いを楽しんでいる。遅い時間には本棚は空なのでせめて一日は置いたままにして欲しいと思う。

 

「感じなくても誰でもダメージを受けている。早く改善して欲しい。」


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